自動車整備

現代生活の必需品の一つ自動車ですが、その保有数は減少する一方です。ある予測によると2014年から2030年にかけて保有台数は9%減少し、3600万台程度になるだろうと言われています。特に秋田、青森、高知等は20～16%も減少が見込まれ、今後顧客が減少する自動車整備業にとって大きな課題となります。さらに自動車学校への入学者数の減少(2003年の11000人から現在は6000人程度に)や労働者の高齢化など、課題は山積みです。人材不足の理由の一つに長時間労働や低い賃金などが嫌われる傾向があり、この問題に対し国土交通省は平成26年度、「自動車整備人材確保・育成推進協議会」を発足しました。主に整備士の労働環境の改善が活動内容で、今後ますます深刻となる人手不足の解決を図ります。



今後は生き残りを賭けて同業他社の買収や他業務への進出が進むだろうと予想されています。